新年あけましておめでとうございます。
ソチ五輪、ワールドカップ2014と期待が膨らむ新年がスタートしました。
今年も足元をしっかりと見据え、前向きにまっすぐ進んでいきたいと思います。
昨年は、新しいリーダーとなった安倍首相が、良くも悪しくも際立つ存在感を見せてくれた一年でした。
アベノミクスに代表される経済政策は、成功しているのかどうか私などには判断がつきませんが、現在のところ株価は上昇し、景気を左右するという庶民の「気」も少しずつ高まっているように見えます。建設業界などでは、東北の震災復興から東京オリンピックへと、空前の建設ラッシュに浮き足立っています。
一方、安倍首相は領土問題、靖国問題、慰安婦問題など、外交上の課題を残しつつ、国内政策では、国民の間で意見が大きく分かれる消費税増税、特別秘密保護法案、普天間の辺野古移転などを決定し、集団的自衛権の容認そして憲法改正へと、一直線に進んでいるように見えます。
これまでの何も決められない政治から、多少強引でも決定する政治へと大きく旋回しているようですが、半数をわずかに上回るだけの支持（得票）でこんなにスピーディに事が運ぶのは驚くべきことで、結果への反発や反動が気になります。もう少しバランス感覚を働かせても良いのではないでしょうか。
マンション管理組合など民主的な組織では様々に異なる意見を調整しながら物事を決定していくのがリーダーの大切な役割です。バランス感覚の効いたリーダーシップに期待したいものです。
２０１４年春「マンション大規模修繕セミナー」開催
マンション大規模修繕協議会では今年も管理組合の皆様と一緒に、マンション生活にかかわる様々なテーマに取り組みます。手始めとして、来る3月15日、大阪・ドーンセンターにおいて春の「マンション大規模修繕セミナー」を開催します。詳細は後日案内しますので、予定を開けてお待ちください。