3月11日の東日本大震災、大阪ではほとんど影響がありませんでしたが、それでもかなりゆっくりとした揺れが非常に長く続き、不安な時間を経験させられました。
日々刻々と伝えられる現地の状況を見て、跡形もなくまちが呑み込まれる津波の恐ろしさと、それを引き起こすような巨大地震の恐さには、ただただ無力感を感じるのみです。
被災された方々の悲しみや悔しさや不安感は、私たちにとうてい理解出来るようなものではないと思いつつも、「ガンバロー!」のエールを送りたいと思います。
関西でも16年前に阪神大震災を経験しました。
そして多くのことを学びました。
大規模な地震が発生した時の避難はどうするのか、また、地震時の備えとして日頃から準備しておかなければならない物はどんなものか、そして自分の住まいの安全度はどうなのか、など様々な情報が伝えられ、それらの一つ一つに自分の状況を重ねてみて、必要な準備をしました。(したはずです。)
しかし、今度の震災で、その時に備えたことが殆ど役立たずになっていることを確認させられた方々も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
非常用に備えた食料品や機器類も、揃えてから何年間もほったらかしでは、腐ったり錆び付いたりして、いざという時に用を果たしません。
「まさかの備え」は持続し続けなければ意味がありませんし、その為にはまめな点検、チェック、交換が必要です。
「住まいの安全」についても日頃からの点検チェック、早期修繕が欠かせません。
皆さんがたのマンションには継続的な点検体制がありますか?
いちど確認してみて下さい。