新年が皆様にとりまして、健やかで明るい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
本ブログ、本来ならば昨春よりスタートのはずだったのですが、出だしでつまづきまして、今日のスタートになりました。(張り切って投稿したつもりができてなくて気持ちが萎えました。)
今度は、よもやま話を混じえながら、なんとか頑張って続けたいと思っておりますので、応援よろしくお願いいたします。
まずは私の自己紹介から始めます。
私は、さぬきうどんで有名な四国の香川県出身で、地元の丸亀高校を卒業し、神戸大学で建築を学びました。
学んだというのは少しおこがましいかも知れませんが、何とか大学を卒業し、都市計画事務所に就職をいたしました。
当時は、さまざまな公害が発生してそれに対する住民運動が盛んになり、住民参加のまちづくりということが叫ばれ始めたところでした。
このような状況は、私に貴重な教訓を与えてくれました。大変有難いと思っています。
それは、「まち」や「建築」を創るという行為は、そこに暮らす人々や、それを使う人々との対話がなければ成立しないし、そこで、様々な声をまとめて一つの方向に導くことこそ、私たち建築技術者に求められる大切な技量であるということです。
こんな思いを胸に独立して設計事務所を立ち上げ、もう32年が経過しました。