通勤に家から駅まで自転車を利用し始めてから約1年経ちました。
自転車といっても電動アシスト付き自転車です。
これを言うと、みんな「そんなことでは運動にならないよ。」と言いますが、私の住んでいるところ(生駒山のふもと)は、急な坂が多くて、普通の自転車ではとても走りきれません。急な坂道ではモーターを最強にセットして、やっと上りきれるかどうかというところなのです。これまでも何度か自転車に乗ろうかと思いながら乗れなかったのは、そのためでした。
ところがある時、事務所のスタッフから、近年、電動で優れた自転車が販売されていることを教えられ、早速ネットで調べて見たところ、サイズ、性能、デザイン、さまざまなタイプの電動自転車がありました。その中から、車輪が少し小さい目のスポーツタイプを選んで購入しました。いざ乗ってみるとこれがなかなかの優れものでたいへん気にいっています。
自転車ですから人力を基本エネルギーとして、その及ばない部分を機械(電気)エネルギーが補ってくれるというスタイルが、何よりもうれしいです。
中高年になって、坂のある街でも颯爽と自転車に乗れるうれしさと、すこしばかりCO2削減にも役立てるエコな暮らしにつながるかな、なんて考えるとちょっと鼻高々です。
人工の設備や機械に囲まれた快適な環境や暮らしではなく、自然をベースにした環境や暮らしの大切さと素晴らしさを再認識させられる自転車通勤です。